製剤開発
K.Y.
2020年入社/
製剤開発センター
理工学部理工学研究科卒
PROFILE
プロフィールについて
現在の仕事内容を教えてください。
注射剤チームに所属しており、注射剤・点眼剤の初期の処方開発の業務に携わっております。業務としては、製剤設計から分析評価まで一貫して取り組んでおります。注射剤・点眼剤と言いつつも、それぞれ複数の剤型を選択することができるため、検討を進めて行く中で適した製剤を選択していきます。
就職活動中、シミックCMOに興味を持ったきっかけや、入社を決めた理由はなんですか?
きっかけとなったのは、シミックグループのインターンシップに参加したことです。CMO業界についてまったく知らなかったのですが、先輩社員からお話を聞いて、製造受託や「製剤化」に特化した仕事があることを知りました。入社の決め手としては、「製剤化」業務という面において、専門性を極めて行きたいと考えたからです。
入社前後でギャップに感じたことを教えてください。
全ての業務において「期日」が発生する所です。大学時代は、自身のペースで研究に取り組んでいましたが、入社後は何をするにも「期日」が決まっているため、時間を気にしながら、オンスケジュールで業務に取り組む所にギャップを感じました。
休日やプライベートの過ごし方、趣味があれば教えてください。
趣味は、バドミントン及びスノーボードです。入社後4年目の頃にバドミントンの社会人サークルに参加し、週に1回体を動かしております。初心者ではありますが、経験者に教えてもらいながら、活動してます。スノーボードも社会人になってから始めたのですが、毎シーズン会社の同期と年に数回滑りに行ってます!
FEATURE
シミックCMOで働く魅力
現在の仕事における価値ややりがい、魅力を教えてください。
現在の仕事に対する魅力についてですが、やはり製剤開発の開発初期から検討に携われるところです。最適な処方を選定するために、複数の検討(製剤試料の調製及び分析評価)を行い、問題を解決し、候補処方を設計できた時は特にやりがいを感じます。
シミックCMOでのこれまでの仕事のなかで、自分が成長したと思う経験があれば教えてください。
コミュニケーション能力だと思います。きっかけは、案件のプロジェクトリーダーを任された事です。舵取り業務を行うようになって、委託元とのメールや電話のやり取りや他部署との連携というところで、密な報・連・相を徹底しました。結果的に、事前にリスク回避することに繋がったこともあり、一回り成長できたと感じます。
仕事内容が固形製剤から注射剤へ変わったと伺いました。これにより感じた変化があれば教えてください。
業務内容が開発初期側によったことで「自由度」が増したと思います。入社後3年間の固形製剤の分析業務は、主に試験法開発や安定性試験等の品質評価でした。治験薬GMPという決まったルールに従って業務に取り組んでいましたが、開発初期の処方開発に取り組むことで、自由度が増し、より思考を巡らせないといけない機会が増えたと感じます。
CAREER
これまでと今後について
これまでの経歴(キャリアステップ)を具体的に教えてください。
大学院を卒業後、2020年4月にシミックCMOに入社。製剤開発センター(PDC)の分析技術部に配属されました。入社後3年間は、主に固形製剤(試作品や治験薬)の分析業務に取り組みました。4年目から現在所属の注射剤チームに所属し、注射剤・点眼剤の処方設計の業務に携わっております。
今思い描いている今後のキャリアや目標、挑戦してみたいことなどがあれば教えてください。
固形製剤の案件に携わっていた頃はプロジェクトリーダーとして業務に取り組んだことがありましたが、注射剤チームに所属してからはまだ経験がないため、挑戦したいと考えております。将来的には、複数案件を同時に回せるくらいにステップアップしたいです。
MESSAGE
最後に、シミックCMOに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
「製剤化」という、より専門的な分野に興味がある方、固形製剤だけでなく注射剤・点眼剤や半固形製剤に触れるチャンスもあります。また、自分から積極的にスキルアップを求めていく姿勢は、シミックCMOで働くうえで必要不可欠であると感じます。興味がある方はぜひ検討してみてください。